抗生物質の副作用

抗生物質は、ウイルスや細菌を殺したり増殖を防ぐ効果がある薬剤です。同様の働きをなす薬剤で抗菌剤と呼ばれるものもありますが、天然由来の物質から成分を取り出したものが抗生物質、化学的に合成したものが抗菌剤と分けられています。両方合わせた薬剤を抗生剤と呼ぶこともあります。
以下抗生物質に共通的にみられる副作用について説明します。
1,免疫系を損なう
それは、人間の免疫系を損なうことです。抗生物質の毒は、感染症の病原体だけでなく私たちが食べ物を消化し、毒素を除去し、ビタミンB群などの大切な微量の栄養素を作り出すのを助けてくれる、善玉菌までも殺してしまいます。
2,下痢
抗生物質を飲むことによって腸内細菌叢のバランスが崩れて、下痢をひきおこすことがあります。
3,薬が効かなくなっていく
抗生物質の服用の中断や、少なすぎる服用量は、耐性菌の成長を助長させる原因になります。抗生物質の乱用も、そのひとつ。
4,カンジダ症
善玉菌と悪玉菌が適当なバランスが保たれた、きれいな腸管が健康の秘訣の重要点だということを述べてきましたが、そのバランスがなくなることによって生じる、抗生物質の副作用のひとつにカンジダ症があります。
5,全身倦怠感
だるさや筋肉痛は多くの抗生物質にあてはまる副作用です。